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南区大橋にあるガレット専門のビストロ「ル・ピュイ」で気持ちよく昼飲み🍷☀ ル・ピュイ (Le Puits)(南区塩原)

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  2020/03/22   ※記事公開時の日付です


晴れた日曜の午後に

ごめんなさい。
原稿の校正に行ったつもりだったのですが、なぜかテーブルの上にはグラスワインがありました。

あら、いつの間に?

 

いいでしょ? すごく天気の良い日曜の午後なんですもの。太陽の光がまぶしくて、すごく気持ち良いんですもの。そんなことありますよね? ありますよね……。

 

ガレットのメニュー

 

ドリンクメニュー。シードルもいいな。

 

「できあがるのを待つまでに、1杯だけなら……」

そもそも、こんなに気持ちの良い店内で、そう思わないほうが不健康だと思います。店主の原田さんが注いでくれた、なみなみの赤ワインがうれしくて。良い午後の予感がして、ほろ酔い気分でガレットを迎え入れます。

ハム、チーズ、卵の「コンプレ」

いろんな種類があって迷ってしまったけど、食べるならやっぱり「コンプレ」。ハム、チーズ、卵という最強の組み合わせです。

 

すごいボリューム!

 

どこからナイフを入れるか。
サラダは一緒に食べるか。
卵をいつ崩すか。
卵をいかに無駄なく味わうか。
卵の黄身をいかにうまく使うか。

 

卵好きなので、卵にばかり気をとられてしまう私。「早くガレット食べたい」「サラダも食べたい」「ワインも飲みたい」で頭の中が急に多忙になる私……。酒の誘惑にいとも簡単に負ける私。卵に包まれた、罪と悦楽の日曜の午後。

 

ケーキや焼き菓子をテイクアウトできます。

 

周りをみわたせば、ガールズトークに夢中な若い女子たち、テラス席でパイプをくゆらせるフランス人の男性、デザートを買いに来た男性2人組。まるで仕事とは思えない、穏やかな昼下がりです。

 

店主の原田さんは、2軒隣の「ボンジュール食堂」をお弟子さんに引き継ぎ、今はこの「ルピュイ」だけを切り盛りしています。

 

すごいと感じる、この空間がフランスよりもフランスらしいこと。学生時代にフランスに留学していたことがあって、それから何度かパリや他の都市に遊びに行っていますが、これほど「フランスらしい」空間はフランスでもなかなか出会えないものです。それがきっと、料理の味付けや食材、メニュー以外にも、内装、インテリア、音楽、すべてのデザインが紡ぎ出す「世界観」なのでしょう。

 

私はいつも、どこのお店に行ってもそこの「世界観」を食べているんだと思っています。目で見るもの、感じたにおい、聞こえてくる音楽や言葉。食器やカトラリーの肌ざわり。そのすべてが計算された「ルピュイ」の緻密さは、知れば知るほど完璧で、心地よく身をゆだねたくなるのでした。

※記事の内容は取材時点のものです。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

 

■店舗情報

店名 ル・ピュイ(Le Puits)
ジャンル フレンチ、ビストロ
TEL 092-555-4288
住所 福岡県福岡市南区塩原3-26-23
交通手段 西鉄大橋駅東口より徒歩約3分
営業時間 11:00~18:00、休日は~19:00
定休日 不定休

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