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ついに閉店&完結!天神スター・ウォーズ ナダイウォーカーの夜明け The Rise Of Nadaiwalker  名代ラーメン亭 天神店(中央区天神)

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  2020/01/10   ※記事公開時の日付です

友よ、夜明けは近い

どもども、当然「スカイウォーカーの夜明け」は観ていない、くりしんです。

 

これまで天神スター・ウォーズを自称ナダイマスターとして追いかけてきた、オイラ(←知らねーし、そんなこと)。

 

味わっていない、楽しんでいないメニューがあってはなるまいと、この日も十日恵比須詣での帰りに〝2020年ナダイ初め〟に。

 

ずっと気になっていたんです「皿うどん」(600円)が。

 

もしかしたら、もうメニューから外されているかもしれない。

 

そんな不吉なことも考えてしまうぐらい、前回の訪問から時間があいてしまっていたのでした。

 

 

な~~んでか?

 

それは、閉店情報を知るのが怖かったから~~オレ~(feat.堺すすむ「なんでかフラメンコ」)

 

 

店の前まで歩いてきて安心しました。

 

店は開いていたし、店頭には〝皿うどんポスター〟があったんです(←なんだバカヤロー、ココまでの引っ張る話かよ)。

 

促されるまま、店舗入り口近くの〝島テーブル〟の角に。

 

「今日は皿うどんだ」と心を決めてきたにもかかわらず、隣の人がうまそうに「ラーメン炒飯セット」を楽しんでいる姿を見ると心が揺らぐ。

 

だが「皿うどん」なのだ。

 

 

「すいません、皿うどんば」

 

 

ふらつく心に強く言い聞かせてオーダーしたのねん。

はたして皿うどん同志はいるか

 

あとから入ってきた客の前に1分も経たずにどんどんラーメンが提供されていく。

 

そのなかでオイラよりも先客だったのにテーブルに肘をつき胸の前で手を合わせながら虚空を見つめている初老のサラリーマンを発見。

 

紺のブレザーに青と白のストライプシャツ、紺のニットタイ、細タレ目に中分けゴマシオヘア。

 

どことなく鴻上尚史に似ている。

 

うんうん、そうなのね、あなたも〝皿うどん待ち〟なんでしょ、だってさぁ、もう顔つきが「皿うどん」だもん。

 

オーダーから7分が過ぎた。

 

せまい厨房では4人の侍たちがフル稼働している。

 

まだか。

 

しばらくして〝初老サラリーマン・コウガミ〟に声がかかる

 

 

「お待たせしましたぁ、ちゃんぽんです」

 

 

ああ、ウソでしょ、ウソって言ってよ、まさか、ちゃんぽんだなんて、ひどい、裏切ったわね、あなた。

 

いまこそ革命のときだ

なーんて、くだらないことを妄想している間に真打登場。

 

てなわけで、初対面の「皿うどん」ちゃんでーす♪

 

いやー、すごいですね、圧巻です。

 

これまで半世紀近く生きてきて「皿うどん」のてっぺんに「ゆでたまご半切り」というスタイルは見たことがない。

 

しかも、小さな卵のカラが着いているという奇跡。

 

で、皿の縁には「カラシ」、一緒に「酢」がやってきた。

 

のぼりたつ湯気を見るに、あんかけはアツアツとろーり状態だと、うかがい知ることができる。

 

ちょっと中を覗いてみよう。

 

ああ、細麺のパリパリの「皿うどん」なのねん。

 

まずはそのまま、あんと絡めて味わってみる。

 

気持ちがたかぶりすぎてフーフーしなかったのが失敗だった。

 

熱い、とにかくアヂヂの熱いあんかけ。

 

上唇の先っぽをヤケドしてしまった。

 

すっかり動揺してしまい「このままではヤバイ」と、卓上の「酢」に手をのばす。

 

全体にまんべんなく「酢」をふりかければ〝あんかけアツアツフィーバー〟を鎮静化できる。

 

そうだ、この策しかない。

 

と、酢のプラスチック容器を左手で持ち上げる。

 

いや、待てよ、このまま酢をかけて無難に食べ終わっていいのか?

 

ここでオイラの食い意地の汚さにスイッチが入ってしまった。

 

だまって酢のボトルを元に戻す。

 

ほら、ナダイといえば〝調味料パラダイス〟じゃないか。

 

まずは誰が何と言おうと「ラー油」じゃないか。

 

火に油を注ぐような気もするが、フーフーを忘れなければ大丈夫なのだ。

 

やっぱり、辛いはうまい!

 

うぐぐ、でも今度はハクサイにしてやられた。

 

噛むと中から熱い汁が飛び出してきた。

 

とはいえ「ホホホホ、熱い熱い、ホー」ぐらいで済んだ。

 

次は「ソース」でいこう。

 

これは正直、「酢」をかけるのと同義であった。

 

このチョイスには何のドキドキワクワクもない。

 

はっきり言おう。

 

フツーに冷まされて、フツーに美味しくて、どこまでいってもフツーだった。

 

打開策として投入したのはやはり「からし高菜」だ。

 

いやん、やっぱり最強ですわん♪

 

せっかくだからオリジナルの味がついた「にんにく」も投入しよう。

 

このコンビネーションは銀河系最強でやんす。

 

おっと、忘れるところだった。

 

「ゴマ」と「コショウ」もまんべんなく。

 

明らかにギョウザ用だけど、酢も入っているからこちらも間違いないうまさでしょう。

 

そしてね、やっぱり忘れちゃいけないのが「紅ショウガ」ですな。

 

これが、この「紅ショウガ」が意外にもホームランでした。

 

結局は「酢」と「カラシ」は使わずに闘いは終わりを告げる。

 

最後まで生き残ったのは、月と太陽、陰と陽、ダークサイドとライトサイドが一緒になったようなコイツだったのねん。

 

 

カラは見当たらない。

 

たぶん、今は胃の中をさまよっているんだろう。

 

その昔、「元祖長浜屋」には、ゆでたまごトッピングがあった。

 

やめた理由は「カラむきで手が痛くなったから」だ。

 

それを考えても、ここ「名代ラーメン亭」は輝けるスターである。

 

物語はついに完結?!

 

ナダイマスターとして定点観測を続けてきたオイラ。

 

残念ながらその役目もついに終わりを迎えることになっちゃいました。

 

輝けるスター「名代ラーメン亭 天神店」が消えてなくなります。

 

閉店情報はまだ公表されていません。

 

いつかは訊かないと、とは思っていたんですが先延ばしにしてきました。

 

閉店することは分かっていても受け容れたくなかったから。

 

会計のときに馴染みのスタッフのおばちゃんと目があってしまった。

 

 

「いつまでですか?」

 

「2月11日が最後の営業です」

 

「そうですか」

 

 

あと残りは1か月、それが現実だったのねん。

 

しかし、である。

 

幸いにも「名代ラーメン亭」は博多駅地下をはじめ、ほかにも店舗がある。

 

天神に「名代ラーメン亭」が復活するまではナダイマスターの称号はしばらく封印しよう。

 

それまでは「名代ラーメン亭」各店を食べ歩く。

 

まさに〝ナダイウォーカーの夜明け〟だ。

 

作品への理解と表現すべき方向性がずいぶんズレていて、すみません。

 

でもね、なんとか想いをカタチにしたかったんです。

 

で、Riseを邦題では「夜明け」って訳していますが正解なんですかね。

 

どなたか教えてつかーさい♪

 

 

くりしん

でぶグルメライター

昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。酔っ払ライターでもある。飲食店コンサルティングも手がける

 

■店舗情報

店名 名代ラーメン亭 天神店
ジャンル ラーメン
TEL 092-751-2307
住所 福岡県福岡市中央区天神1ー11ー1 天神ビブレ地下1階
交通手段 西鉄天神福岡駅より徒歩5分
営業時間 10:00~20:00
定休日 天神ビブレに準ずる

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