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昔ながらの雰囲気が残る広川町の「つる荘」で大盛り皿うどんともやしラーメン、ちゃんぽん つる荘(八女郡広川町)

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  2019/05/19   ※記事公開時の日付です

 

 

 

 

仕事で広川町へ出かけた帰り
立ち寄ったお店「つる荘」は
なにを隠そう「つる」に守られたお店だった。

うっすらと浮き上がる店名

 

おっと、営業中の看板もちゃんとあるぞ。

in花壇

「つる」が所々に隠れる店内

月曜の正午過ぎ。
お店の前の駐車場がたまたま一台空いている。
我々は吸い込まれるように店内へ足を進めた。

 

入って右手にある小上がり席

 

地元の人々であろう先客で
すでに店内は慌ただしくなっているが
騒々しいわけではない。

サービスをする割烹着姿の女性が
厨房から料理を運び、テーブルを片付ける。
スーツ姿や作業服の男性らは
黙々と料理をかきこんでいる。

 

店内は20席ほど

 

テーブルに着いた我々は
まずはメニュー表に付いていた
醤油を拭くという洗礼を受けた。

 

「つる」と「荘」の間のスペースもちょっと気になる

 

ここで食事して良い人間かどうか
試されているような気がした。

 

壁にもメニューの札が並んでいる。

道後温泉ののれんは
きっと「つる」が描かれているから
旅行かなにかのときに買ってこられたのだろう。

 

折り鶴で隠れた「かけそば」は320円。酒は置いていない

 

カウンターはかなり年季が入っている。

荷物置きもある

 

しめじのように地面から映えたような
丸イスがまたなんとも味わい深くて良い。

現代アートにも匹敵する芸術性

 

 

一方、コップは少し洋風だ。

 

ブルドッグ!

 

同僚のコップには巨大なゴリラ。
「G」と胸にあるのは
スーパーマンの「S」に対抗してか。

 

 

「NEW YORK CITY」

 

ともあれ、他を見渡すと

コップはこの2種類しかない。

お客はすべて、言わずもがな

ブルドッグかNEW YORK CITYに

分類されるのだ。

 

おそらく100均の商品だろうと
我々は結論付けた。

ラーメン、皿うどん、ちゃんぽん、そして時計

ネギ、きくらげ、のり

 

まずはもやしラーメンができあがった。
加水率が低めのストレートの麺は細~中細。
スープは塩とんこつで、あっさりとしている。

 

次は大盛りの皿うどんが来た。
初老の女性スタッフは
何ともなしに片手で皿をテーブルに置いたが
うどん2玉はあろうかなりのボリュームだ。

 

大皿にたっぷりの麺

 

ちくわ、もやし、キャベツ、にんじん、かまぼこ。
それに焼海苔がのる。
甘辛い味付けはおそらく醤油とソースだろう。
量は多いが、酸味も効いていて
案外すっきりとお腹に収まっていく。

 

続いて、ちゃんぽん。

野菜はしっとりシャキシャキ

 

野菜の旨味が染み出して
ラーメンよりは濃厚な味だ。

 

それにしても、店内には時計が多い。

入口側の壁には古い振り子時計、
奥の壁にはまた別の振り子時計。
べっ甲か何かの細工で作られた花々が
額縁にきれいに収まった記念時計。

しかし、そのほとんどはもう動いていないという事実。
現役なのは白い盤のアナログ式だけなのだ。

これらの現象はいったい何を意味するのか?

ただわかるのは、「つる荘」の店主は「つる」が好き、
そして時計が好きだということだろう。

 

つると時計のことを思いながら

我々は店を後にした。

 

また来ます!

※記事の内容は取材時点のものです。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

 

■店舗情報

店名 つる荘
ジャンル ラーメン、うどん、ちゃんぽん、皿うどん
TEL 0943-32-1047
住所 福岡県八女郡広川町大字新代1879-1
交通手段 広川ICから車で約10分。西鉄バス川瀬バス停下車徒歩1分
営業時間 11:00~20:00
定休日 木曜

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