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移転オープン「八女本家」改め「八女家」|赤坂けやき通りの異空間に初潜入 八女家(中央区警固)

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  2019/05/05   ※記事公開時の日付です

「本家」から「家」に

昨年末、惜しまれつつ閉店した
渡辺通の和食処「八女本家」。

「和食処」と言っていいのか。
小料理屋? 和風スナック?

人から聞く話によると
「ママがおもしろい」
「曜日ごとに違う女性がヘルプで入る」
「何があるというわけではないけどいつも満席」
と、とにかく謎の多いコアな店
という印象だった。

 

一時は、「唄う稲穂」の中尾さんや
「二〇加屋長介」の玉置さんら
福岡の名だたる飲食店経営者が
「八女本家」のことをよくSNSに書いていて
いったいどんなところかさらに気になり始めた。

 

ところが、諸事情により閉店となったのが
確か昨年末だったか。
その後、八女本家のママが
赤坂の飲食店を間借りしてお店を出すと、
「八女本家」の常連だった知り合いから
確かな筋の情報を入手。

念願の「八女本家」、改め「八女家」に
満を持して行ってきた。

福岡に住んでいるという噂の山路さん
さすがにここは未訪問だろう!

けやき通りに移転オープン

お店はけやき通りのビルの2階。
1階はビストロ「ニューポート」で
通りから階段を上がって入る。

 

明朗会計

 

カウンター席が8席くらいと
テーブル席が同じくらいか。
先客が3人いる。
バーカウンターにはウイスキーや
ブランデーの瓶が並んでいる。

 

奥にいらっしゃるのがママ

 

以前ここには、舞鶴にある「クッキン」の姉妹店
「クッキンゼルコバ」があって、
「八女家」のママは「クッキン」のマスターから
お店を間借りしているとのこと。
お酒は「クッキン」のものなのだろう。

 

カウンターにある大皿料理は
煮物や揚げ物などが7、8皿あり
どれも親しみのある家庭料理ばかりだ。

 

「あら、いらっしゃいませ。初めてよね?」
八女ご出身というママが、気さくに話しかけてくれる。
その一瞬で、私ももうすっかり
「八女家」に引きずり込まれてしまった気分だ。

ママが着ているイエローグリーンのエプロンは
バーカウンターの中だといっそう明るい。

私はママの動きから目が離せなくなった。

 

 

こぶし大でボリュームあり

 

まずは「八女本家」時代からの名物だという
「ばくだんコロッケ」を食べる。

 

「飲み物は日本酒、繁桝を」とママに伝えると
カウンターの後ろにあるセラーで
お酒を選んでいる常連さんに
「繁桝もお願い」とママが頼んでいる。

 

それからしばらくして
その常連さんがカウンターに入って
ママの手伝いをするのを見て状況を把握。
おそらく彼女はスタッフの一人だったのだ!

日本酒は「繁桝」。その奥には常連さんの撮ったままの写真

 

まだまだ私が知らないことが
ここにはきっとある。
そう心の中でつぶやいたところで
そろそろ他の料理も食べてみる。

 

八女のこんにゃくを使っている

次に行くべきお店があるので
食べすぎないように
八女こんにゃくと筍の煮物。

それから、ママのおすすめで
今日の予約客の好物だという
チリコンカンを食べる。

 

かなり辛い!

 

さらに、ナポリタン。

素朴な味

「トマトソースはよく使ってたけど
ケチャップベースのパスタは初めて」とママ。
きっとママは隠し事ができないタイプだろう。

 

チヂミはニラ入り。奥の小皿は白菜のキムチ

さらに、チヂミとキムチ。

 

食べている料理が多国籍なので
何を飲めばいいのか途中でわからなくなる。
カウンターにいる客とママの一体感がすごい。
ママの人柄には人を惹きつける何かがある。
これが八女家ワールドか。

※記事の内容は取材時点のものです。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

 

■店舗情報

店名 八女家
ジャンル 和食
TEL 不明
住所 福岡市中央区警固2-17-25 けやきビル2階
交通手段 西鉄バス「警固町」停から徒歩すぐ
営業時間 18:00~24:00
定休日 土曜、日・祝日、月曜

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