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メイン料理はおまかせのみ 春吉にある家庭料理店 みそ汁 若尾(中央区春吉)

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  2018/07/09   ※記事公開時の日付です


ここは那珂川に近い春吉の一角。

入り口にやたら大きい赤提灯が目立つお店がある。

提灯にはこう書いてあった。

 

「みそ汁 若尾」

 

居酒屋のような出で立ちだが、「みそ汁」というシメのワード。

いったいどのような店なのだろうか。

春吉の歴史を見つめてきた

「みそ汁 若尾」は昭和51年に創業し、今年で41年目。

五島列島出身の「しのママ」が一人で店を切り盛りしている。

「みそ汁」の他に何が食べられるのかというと

 

「五島うどん」(510円)そして「夕食」(1500円)のみというシンプルさ。

 

「夕食」のメニューは決まっていない。その日の朝、「しのママ」が食材を仕入れに行ったときに決まる。

カウンターには旬の食材を使った7、8種類の料理が山盛りだ。

 

チョイスも「しのママ」におまかせ。

 

「お腹がすいている」と言えば量多めに見繕ってくれるし、「お酒が飲みたい」と言えば小鉢に酒の肴を選んでくれる。

そう。ここですることは何もない。ただ実家のような安心感で、「しのママ」の作る料理を食べて話をするだけだ。

 

 

ちなみに「お腹がすいた」といったこの日のチョイスはこれ。

メインはしょうがの風味が香る「たけのこと鶏のミンチ」と五島のあごだしを使った「だし巻き卵」だ。

そのほか小鉢として、「いもサラダ」「ごま豆腐」「たけのこのと旬の野菜の盛り合わせ」など全7種。

本当にちょうど良くお腹いっぱいになった。

みそ汁の由来は

もちろん「みそ汁」(500円)も忘れない。

こちらも出汁には五島のあごだしを使用。
20cmはあろうかという大きな茶碗になみなみに注がれてやってくる。

 

確かに特徴的だが、どうして店の名前にしたのか、聞いてみた。

 

昔、春吉には単身赴任のサラリーマンや一人暮らしの人が多かったそうだ。

薄暗く、治安もあまりよくない土地で、安心できる店を作ろうと「みそ汁」と名付けた。

店内が明るいのもその理由の一つ。

 

「しのママ」の優しさで作られた店だったのだ。

星野拓

ライター

見た目は30代、本当は20代な理系ライター。自らの研究対象を料理に変え、福岡の街でフィールドワーク中! 食べるのに夢中で職務を忘れるのが玉に瑕。好きな栄養素は炭水化物とアミノ酸。

 

■店舗情報

店名 みそ汁 若尾
ジャンル 小料理
TEL 092-731-2392
住所 福岡市中央区春吉2-7−22

交通手段 西鉄バス「春吉停留所」より徒歩6分

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