
平尾駅前「あぴ」は”隠れない家カフェ”である カフェあぴ(中央区平尾)
あの看板近くです
「カフェ」が言えない、「カヘ」になっちゃう、私です。
隠れ家カフェ、なんて言葉は今や市民権を得たように感じますけれど
「カフェあぴ」さんは隠れない。
古民家を改装した店内、レトロな内装、野菜たっぷりの自然派ごはん…と言うとひっそりした雰囲気ですが
なんせ平尾駅前・高宮通り沿い。
社長の顔看板で有名な「平尾薬局」の3軒隣です。
そんな車通りの多い立地なのに、落ち着いて食事ができるから
「あぴ」さんにはかなり通っています。
スタッフは1人
琉球ソングが流れる店内。
1階が厨房、
2階が客席という造りになっています。
注文をするときは、この吹き抜けから厨房に「すみませーん」と呼びかけるスタイルです。
スタッフは店長さん1人だけ。
白髪交じりの髪をシンプルに束ね、べっ甲の眼鏡をかけた優しそうな女性です。
注文をすると「……はい、はい」と小さな声で返すだけ。
「いつも民謡が流れているけど、沖縄出身なんですか?」と聞くと
「いいえ、好きなので……」と言ってそそくさと降りられてしまいました。
人見知りされる方なのかなあ。
やさしいおうちごはん
いつも頼むのは「本日のごはん」(850円)。
昼も夜も提供しています。
3、4品つくおかずは毎日替わるので、飽きずにずっと来られるんです。
この日は「ピリ辛春雨炒め」「春菊とレンコンの白和え」「トマトサラダ」「なすとしめじのみそ汁」「玄米入りご飯」「きゅうり漬け」でした。
プラス250円の「納豆(卵黄つき)」も注文しています。
以前は豆腐の入ったグリーンカレーが出たことがありました。
グリーンカレーでもみそ汁がつく。
どのおかずも薄味でほっとする。疲れたとき、ふっと来ようと思うのは「あぴ」なんですよね。
スイーツは必須ですから
で、ごはんを食べると、必ず「デザートセット」(550円)まで注文しちゃうのがあぴマジックです。
3種のプリンから一つと、ミニドリンクを選べます。
「濃厚クリームブリュレ」と「あぴぷりん」。
そばちょこなのがかわいいなあ。
どちらも卵は「七山たまご」を使用しています。
七山たまごは産みたてのものが週2回届くそうですよ。
クリームブリュレは卵黄のみを使い、低温でゆっくり焼き上げられてなめらか。
もう一つは「ココナッツミルクプリン」です。
ココナッツはふんわり香る程度で、練乳のミルキー感の方が強いですね。
なんだかなつかしい味。
また来たくなる、理由
今日もお腹いっぱいになるまで食べてしまった。
お勘定をして「ありがとうございました」と伝えると、
ものすごーく小さな声で「愛想が悪くて、すみません」と聞こえました。
店長さんをみると、はにかみ笑い。かわいい!
また来たら、もっと話してくださるでしょうか。
■店舗情報

店名 | カフェあぴ |
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ジャンル | カフェ |
TEL | 092-521-8246 |
住所 | 福岡市中央区平尾2-6-1 |
交通手段 | 西鉄平尾駅より徒歩3分 |
営業時間 | 12:00~15:00(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:00)、土日祝12:00~21:00(L.O.20:00) |
定休日 | 火・第3月 |
