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平尾駅前「あぴ」は”隠れない家カフェ”である カフェあぴ(中央区平尾)

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  2018/05/05   ※記事公開時の日付です

あの看板近くです

「カフェ」が言えない、「カヘ」になっちゃう、私です。

 

隠れ家カフェ、なんて言葉は今や市民権を得たように感じますけれど

 

「カフェあぴ」さんは隠れない。

 

古民家を改装した店内、レトロな内装、野菜たっぷりの自然派ごはん…と言うとひっそりした雰囲気ですが

 

なんせ平尾駅前・高宮通り沿い。

 

社長の顔看板で有名な「平尾薬局」の3軒隣です。

 

そんな車通りの多い立地なのに、落ち着いて食事ができるから

 

「あぴ」さんにはかなり通っています。

スタッフは1人

琉球ソングが流れる店内。

 

1階が厨房、

 

2階が客席という造りになっています。

 

注文をするときは、この吹き抜けから厨房に「すみませーん」と呼びかけるスタイルです。

 

スタッフは店長さん1人だけ。

 

白髪交じりの髪をシンプルに束ね、べっ甲の眼鏡をかけた優しそうな女性です。

 

注文をすると「……はい、はい」と小さな声で返すだけ。

 

「いつも民謡が流れているけど、沖縄出身なんですか?」と聞くと

 

「いいえ、好きなので……」と言ってそそくさと降りられてしまいました。

 

人見知りされる方なのかなあ。

 

やさしいおうちごはん

いつも頼むのは「本日のごはん」(850円)。

 

昼も夜も提供しています。

 

3、4品つくおかずは毎日替わるので、飽きずにずっと来られるんです。

 

この日は「ピリ辛春雨炒め」「春菊とレンコンの白和え」「トマトサラダ」「なすとしめじのみそ汁」「玄米入りご飯」「きゅうり漬け」でした。

 

プラス250円の「納豆(卵黄つき)」も注文しています。

 

以前は豆腐の入ったグリーンカレーが出たことがありました。

 

グリーンカレーでもみそ汁がつく。

 

 

どのおかずも薄味でほっとする。疲れたとき、ふっと来ようと思うのは「あぴ」なんですよね。

スイーツは必須ですから

で、ごはんを食べると、必ず「デザートセット」(550円)まで注文しちゃうのがあぴマジックです。

 

3種のプリンから一つと、ミニドリンクを選べます。

 

「濃厚クリームブリュレ」と「あぴぷりん」。

 

そばちょこなのがかわいいなあ。

 

どちらも卵は「七山たまご」を使用しています。

 

七山たまごは産みたてのものが週2回届くそうですよ。

 

クリームブリュレは卵黄のみを使い、低温でゆっくり焼き上げられてなめらか。

 

もう一つは「ココナッツミルクプリン」です。

 

ココナッツはふんわり香る程度で、練乳のミルキー感の方が強いですね。

 

なんだかなつかしい味。

 

また来たくなる、理由

今日もお腹いっぱいになるまで食べてしまった。

 

お勘定をして「ありがとうございました」と伝えると、

 

ものすごーく小さな声で「愛想が悪くて、すみません」と聞こえました。

 

店長さんをみると、はにかみ笑い。かわいい!

 

また来たら、もっと話してくださるでしょうか。

松崎汐里

ライター

スイーツ女子?そんなの関係ねぇ!甘いものよりもお肉。もっと好きなのはお魚!米とおかずの黄金比を求め福岡の街をさまよい歩く。食への思いは誰にも負けない新卒ライター。

 

■店舗情報

店名 カフェあぴ
ジャンル カフェ
TEL 092-521-8246
住所 福岡市中央区平尾2-6-1
交通手段 西鉄平尾駅より徒歩3分
営業時間 12:00~15:00(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:00)、土日祝12:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 火・第3月

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