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これが本当の豚骨ラーメン?! 透明・滋味なる清湯スープを求めて宮若市「来々軒」へ 来々軒(宮若市福丸)

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  2017/12/10   ※記事公開時の日付です


清湯ノスタルジー in 宮若

豚骨ラーメン=白濁スープ。
そんなイメージが一般的かもしれませんが、
昔は透明な「清湯スープ」が豚骨ラーメンのスタンダードでした。
福岡県・久留米の「南京千両」の大将がうっかり炊き過ぎてしまったのが
白濁スープの始まりだと言われていて……。
まぁ、詳しくはさておき、
その透明な「清湯スープ」が味わえる「来々軒」へ行ってきました。

ノスタルジックな外観にひと目惚れです……!

創業は1963年。西日本新聞社の連載で書籍化もされた
「ラーメンのれんヒストリー」によると、
初代から店を手伝っていた隣人へ、
その娘婿へ引き継がれて今は3代目だそうです。

メニュー構成はシンプルですね。
ラーメンは530円。チャンポンは630円。
餃子やおでんなど単品料理もいくつかあります。

店内の至るところに宮若に古くから伝わる「追い出し猫」が描かれています。

あぁ、滋味なる清湯スープよ!

猫を見つけているうちに、ラーメン(530円)が到着しました。

スープが澄んでいます。
キクラゲ、ネギ、タケノコ、煮豚のようなチャーシューという特徴のあるトッピング。
スープをれんげですくってみると、まずは豚骨の野性的な香りが感じられます。
啜ってみると、しっかりとした旨味がじわりと広がります。
おいしい!
そして、コショウがきいています。

麺は中太くらいでしょうか。見た目は白くてツヤツヤ&むっちり。
小麦の香りが強くて柔らかく、コシがありました。
メンマの代わりに入っているタケノコとキクラゲ、塩味の強いモモ肉のチャーシュー。トッピングもそれぞれおもしろい!

こちらはチャンポン(630円)。

清湯スープを少し白濁させているのでしょう。
より濃厚な味わいのスープに野菜の旨味が加わります。
具は豚肉、キャベツ、もやし、玉ねぎ、人参、エビ、魚のすり身の天ぷら。
エビはてっぺんに1個です。
麺はにゅうっとした蒸し麺でした。

餃子は8個で440円。
餡はおそらく手作りでしょう。豚肉とニラだったような気がします。

また行きたい。

こんな場所で正統な清湯スープが味わえるとは!
店構え、店内の雰囲気、ラーメン。
どれも昔ながらの良さが引き継がれていて、タイムスリップしたような体験でした。

気になっていろいろ調べてみると、
スープはゲンコツのみでとっているそうです。
キクラゲじゃなくて昆布が入っているという記事もありました。
言われてみれば昆布だったか……?
いや、たしかにキクラゲだった気がするのだけど。

確かめに行きたい! 宮若!
いずれ再訪すること間違いナシです。

※記事の内容は取材時点のものです。

安永真由

ライター/ディレクター

ラーメンやうどんなど麺類を愛する。ほかにはカレー/卵料理/純喫茶/洋食/古い店/お酒全般。辛いものを食べるときは汗だくになります。

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■店舗情報

店名 来々軒
ジャンル ラーメン
TEL 0949-52-0168
住所 福岡県宮若市福丸270-2
交通手段 JR九州バス直方線本線福丸駅バス停下車徒歩すぐ
営業時間 11:00~14:00、16:30~22:00
定休日 水曜

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