旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報。

ばんばんざいのおばんざいや おばんざいや木戸(中央区舞鶴)

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優柔不断の方、戸を開ける前に一度深呼吸を

「はーい、いらっしゃい!肉と魚、どっちがいい?」

お昼時、入店するや否や

女将さんの明るい声が響く。
まるでキャビンアテンダントだ。

この店のランチメニューは、

肉メインと魚メインの料理の2つだけ。

私たちは引き戸に手をかける前に

決断をしておく必要があるのだ。

この日のメニューは、

豚肉の生姜焼きと

マグロのカマステーキ。

初めての来店だったので、
おかみさんの
あまりに唐突な問いに

「さ……さかなで!」と答えるのが

精一杯だった。

 

店内にはカウンター席をはじめ、

個室も完備されていて、

割烹然とした、和の雰囲気が漂っている。

カウンター席に着くと、

目の前にはひと際存在感を示す

キューピーちゃんが。

念力で神棚を持ち上げているのだろうか。

キューピーちゃんの写真を撮っている間に、

「はーい、生姜焼きはどっち~」と料理が登場。

早い。入店から注文までのスピードはさることながら

注文から提供までの時間がとっても早い。

時間がないときには、すごくありがたいお店だ。

こちらが「鮪のカマステーキ定食」

同僚が注文した「豚の生姜焼き定食」

おばんざいやなので、

料理の他に小鉢が3つ。

この日のメニューは
「きんぴらごぼう」
「ほうれん草の和えもの」
「春雨サラダ」
「お漬物」
「きゅうりの酢の物」

肉と魚で微妙に内容が違う。

これは果たしておかみさんの気まぐれか

あえて変えているのか。

ちょこんと添えられている

薄切りのパイナップルもいい味を出している。

 

いざ実食。

 

マグロの上にのせられた大根おろしは、

すこしフルーティな酸味があって、さわやかな味わい。

身もたいへんやわらかく、もちろん小骨もない。

とっさに出た単語が「さかな」でよかった。

我が口に感謝だ。

 

隣にあるごはんとみそ汁はおかわり自由。

これで630円。私は安いと思う。

食べ終わるやいなや、

「空いたお皿下げますね~。コーヒー飲む?ブラックでいい?」と女将さん。

なにからなにまで超高速。

 

おばんざいやなのに食後はコーヒー。

架かっている音楽も小粋なジャズ。

このミスマッチ感も、私は好きだ。

 

退店するときに

ハットをかぶったおじさんとすれ違った。

 

「いらっしゃい!肉でいいね?はい。お肉ひとつ~」と

ちょっとだけ、

常連バージョンにあこがれてしまう自分でした。

 

 

 

緒方優樹

ライター

甘いのも辛いのも酸っぱいのも酔っぱらうのも、大好き。うまそうなものを見るとついついにやける、まだまだ食べ飲み盛りな平成生まれです!

 

■店舗情報

店名 おばんざいや木戸
ジャンル 定食
TEL 092-718-1910
住所 福岡市中央区舞鶴2-1-6
交通手段 地下鉄赤坂駅から徒歩5分
営業時間 11:30~14:00(月~金)
17:00~24:00(月~土)
定休日 ランチ定休日(土・日・祝)

ディナー定休日(日・祝)

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