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技ありな肴で日本酒をクイッ、そばでシメる極上の週末 酒と蕎麦 まき野(中央区渡辺通)

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  2017/07/17   ※記事公開時の日付です


ここ、「酒と蕎麦 まき野」はまず、店内がいい。
スタイリッシュで適度に隣との距離感があって、
大人がゆっくりとくつろげます。
そしてメニューもいい。
オススメの鮮魚から肴、そば、飯と、
どんな気分の時にもマッチする単品(380円から)が
ずらり並びます。
まずはお通し、そしてポテトサラダ(380円)を。

シンプルでいて、手間暇かけた一品ばかり


おお、どこもかしこもポテトだ。
芋がごろごろっとしているポテトサラダも良いものですが、
これくらいクリーミーに丁寧につぶされたポテトも上品。
メニュー名は「ポテトサラダ」「板わさ」「削りたてかつお節」など
どれもシンプルなのですが、きっと「技」が光るのでしょう。


お次は「鴨焼き」(980円)。
ゆっくりと火を通した鴨はみずみずしくてバチンと風味が際立ちます。


だしの香りがふくよかな豆腐の揚げ出し(500円)で決意しました。
いつものように頼んじゃったけど1杯でビールに別れを告げよう。
やっぱ蕎麦屋は日本酒たい。
ちなみに、日本酒はさまざまな銘柄が随時入荷されています。
その日の出会いもお楽しみ。

林酒造所の「残心」が!!


林酒造所の酒がある!と興奮しました。
前、取材で訪れてすっかりファンになったのです。
キレの良さ、キリッとした口当たり、芳醇な後口で
とても「男らしさ」を感じます。いくらでもするすると飲める。


ゆばと生塩うに(700円)を合わせるともう、たまらない。
幸せ。幸せは渡辺通にあるよー!


ここで、こまいの生干し(380円)。
実は、店主牧野さんが“蒸しもの”のお店をされていた時に、
このこまいのトリコになったのです。
毎度「あと、とりあえず、こまい」を付け足す、っていうね。
また出会えてうれしいです。
こまいでずっと飲める。

進化し続ける蕎麦



「酒と蕎麦」なのでシメはもちろん蕎麦。
ザルそば(750円)は二八で、
まずはそのままでそばの風味を存分に味わいます。
つやつやしたそれをすすると、控えめに、ほほえみながら
手を振る少女のよう。なんてピュアな蕎麦なんだ。
さわやかに印象に残る。

ここの料理全般に言えることですが、
しっかり手間をかけているけれども、激しい自己主張がなく、
どうメニューを組み合わせても「バランス」が成り立つのです。
これは素晴らしい。
ちなみに蕎麦は日々進化している模様。
つまり、ずっとおいしい、というわけだな。


蕎麦ってなんて胃袋にスッキリとおさまるんだろう。
日本ほど“シメ文化”がある国もなかろうな。

と思いながら、そば湯を飲み干しました。

奥永智絵

ライター・エディター

福岡市で活動するライター・エディター。県内60店以上でカレーを食し、出張となればカレー屋を探し、ふつか酔いにも風邪にもカレーが効くと信じている。ほとんど毎晩飲んで過ごし、心惹かれるつまみは炙りもの、燻しもの、漬物。

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■店舗情報

店名 酒と蕎麦 まき野
ジャンル そば、和食
TEL 092-791-2363
住所 福岡市中央区渡辺通5-12-8 渡辺通5 1F
交通手段 福岡市営地下鉄七隈線渡辺通駅から徒歩約5分
営業時間 火~土18:00~24:00(L.O.23:30)、日・祝18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 月曜

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