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老舗の歴史を支えているのは、実は鶏ではなかった……!? 新三浦 天神店(中央区天神)

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  2017/07/07   ※記事公開時の日付です

 

 

「おいしい水炊きのお店、教えて!」

福岡に観光に来る人は大体この質問を投げかけてきません?

まぁソウルフードですし。
がめ煮と並んで福岡県の郷土料理にも選ばれているくらいですし。
そう聞かれるのも無理ないナァなーんて。
(と、地元が佐賀なのに福岡人ぶる私です)

しかし、水炊きのお店ってたくさんあるから迷っちゃいます。
老舗感がほしいのか、オシャレ感がほしいのか、聞いてくる人によっておすすめするお店を変えている福岡人のお面をかぶった私なわけですが、
初めて福岡に来る人を連れていくならココと決めているお店があります。

それが「新三浦 天神店」。

 


創業は明治43年。
立派な立派な老舗です。

 

鶏ガラを10時間以上コトコト煮込み、丁寧にアクをとった濃厚な水炊きスープは鶏のうまみがじんわりと体中に染み渡ります。
「これだよ~これこれ」と、何が「これ」かわからないけど自然と言っちゃう。

しかし!

今回は水炊きは紹介しません。
博多に本店を構える「新三浦」には、天神店のみ親子丼や焼鳥丼などなど鶏料理がたくさんそろっているのです。

卵のダブル使いがニクイ!


水炊きと並ぶ看板メニュー「親子丼」(870円)。
鶏出汁でじっくり煮込んだ鶏肉を、とろんとろんの卵が包み込んでいます。
なんといっても真ん中の生卵が決め手。
半分ほど食べてから割るのがおすすめです。
水炊きスープもついています。

 

そしてそして。
二日酔いの体を労わってくれる「スープ雑炊」(1080円)も捨てがたい。

 

 

やさ~~~しいお味で「日本人でよかった」となぜか思ってしまうのです。
博多の朝食の定番(らしい)、おきゅうとの小鉢もついています。

 

あ、そうだ。
からあげハンター(自称)の私は「もも肉の竜田揚げ」(870円)を必ず注文します。

 

5つでこの値段、なかなか高い気がしますが食べたら納得。

鶏を知り尽くした「新三浦」だからこその下味のちょうどよさと揚げ具合に毎度ひれ伏してしまいます。

お店のレディたちに注目してほしい

やっぱり創業100余年の老舗だけあって料理はピカイチやね~。

 

で、この記事を終わらせたいところですが

私は、実はお店のレディたちこそが歴史を支えていると睨んでいます。

あのね、店を見渡すと、忙しく駆け回っているみなさん、とっても良い意味で熟されているんです。
若いチャンネーがいないんですよ。
みーんなまるで「お母さん」のようなんです。

 

「あーそっちじゃない! こっちよ!」
「うんうん、わかった!」

 

てな感じで、ばりばり店員さん同士でしゃべっています。

決して私語ではなくて接客のために大声で話しているんです。
でも手際が良くて抜け目がない。
なに、この安定感!

 

ちなみに娘を連れていくと、大抵はこういう類のものを帰り際にくれます。

 


これを見た瞬間、ぶわああっと子どものときの記憶がよみがえってきました。

こんなの、お母さんキャラじゃないとできないでしょ。

さっすが酸いも甘いも知り尽くしたレディたちです。

 

やっぱり老舗ってすごい。

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

 

■店舗情報

店名 新三浦 天神店
ジャンル 水炊き、鶏料理、からあげ、丼
TEL 092-721-3272
住所 福岡市中央区天神2-12-1 天神ビルB1
交通手段 地下鉄空港線天神駅から徒歩2分
営業時間 ランチは11:15~15:00(L.O.14:30)水炊きコースは14:00 L.O ディナー 17:00~21:00(L.O.20:15)水炊きコースは、19:30 L.O
定休日 不定

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