旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報。

ワイン2本を空にした、至福のビストロ

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  2017/04/04   ※記事公開時の日付です


「いちごとトマトのカプレーゼ仕立て」(850円)は一皿がまるごと「春」です。真っ赤ないちご、みずみずしいトマト、さわやかなシソのジェノベーゼ、軽い食感のカッテージチーズがひとつになって、ほおばると甘やかな風が吹きはじめます。

あっという間に恋に落ちたのは、地下鉄赤坂駅の一本裏通りにある「赤坂メトロ」。入ってすぐ、L字カウンターがあり、ひとりでもふらっと立ち寄れる気軽な雰囲気がずっと気になっていました。

奥には4人がけのテーブルが3卓あり、この日は奥へ。まずはビールでかんぱーい。直後に、ビールをチェイサーにワインを飲むことになります。

牡蠣と菜の花にはきりっとした白を



「牡蠣と菜の花の白ワイン蒸し(820円)」はぷるんぷるんとした大ぶりの牡蠣がたっぷり。うま味が溶けだしたスープを吸った、ほろ苦い菜の花は、シャキッとした食感が残って、もう、ため息しか出ない。なんだこりゃ。幸せだ。この一皿と白ワインがあれば、仕事帰りは間違いなく幸せだ。

そして一番上の写真の奥にあるのが「濃厚!白レバーのペースト(550円)」。レバーのまったりした食感、クセのある風味、深みだけが濃厚なのです。レバーが苦手な人でも……とかヤワなことは言わない。レバー好きはぜひどうぞ。ワインに合う合う。

ただのパクチーとポテトではありません



続いて「パクチーポテト(L700円)」。見た目はメニュー名のまんま、パクチーとポテトです。が、このポテトが後を引く。揚がった後に、さらにもう一歩進んだと思われるカラッサクッふわっとした揚げ具合なのです。そう、ここまできてほしかったの。待ってた。好みど真ん中で豪快に手でぱくつきました。

どれもこれもメンチカツも想像を超えてくる



メインは悩みに悩んで、「子羊のメンチカツ(1200円)」。これに合わせてワインも選んでいただきました。ドメーヌや味わいなど店主のワイン話を聞くのも楽しいですよ。

そのメンチカツは、子羊の風味もあふれる肉汁も、ひきしめるソースもすばらしい。これはひとつまるまる食べてみたい。肉汁におぼれたい。

ほか、「茹でたてスナップえんどうトリュフ風味(580円)」も頼みました。このラインナップのなかでは安定感抜群のメニュー。あちこちさまよって帰って来ると、ほっとする味。ほっとする味がトリュフ風味。それが赤坂メトロ。

メニューはすべて手書きで、黒板に書ききれずに付箋に書いたメニューもぴぴぴっと添えられています。行くたびに、そして季節できっと全然違うのでしょう。
ああ、今日の帰りも寄ってしまいそう。

奥永智絵

ライター・エディター

福岡市で活動するライター・エディター。県内60店以上でカレーを食し、出張となればカレー屋を探し、ふつか酔いにも風邪にもカレーが効くと信じている。ほとんど毎晩飲んで過ごし、心惹かれるつまみは炙りもの、燻しもの、漬物。

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■店舗情報

店名 赤坂メトロ
ジャンル フレンチ、ビストロ
TEL 092-724-7555
住所 福岡市中央区赤坂1-13-28 ロマネスク赤坂 1F
交通手段 地下鉄赤坂駅から徒歩3分
営業時間 17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 不定休

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